神谷美月による特別祈願ストーン
『穢焔呪石(ええんじゅせき)』
深緑の闇、清浄なる炎ではなく“穢れを喰らう焔”を宿した禁呪の核。
古より封界の守り人たちが、禍を浄めるのではなく“制す”ために封じたと伝わる。
その輝きは緑に染まりながらも赤黒く滲み、まるで大地の血が燃えているかのよう。
穢焔とは、拒絶された祈りの残滓であり、誓いを裏切った者に応える焔。
この石は、祈りを焼き払い、誓いを反転させ、魂の供応を強制する“呪縛の器”である。
【祈願とエネルギー】
穢焔呪石は、“封界継承(ほうかいけいしょう)”“虚誓転化(きょせいてんか)”“代魂供応(だいこんくよう)”の三重咒脈を宿す。
神谷美月の祈祷によって、石内の穢焔は封界の記憶を呼び覚まし、虚なる誓いを真なる契約へと変換する。
それは浄化ではなく、侵蝕。
この石が共鳴する時、封印された魂の残響が蘇り、誓いは焔に焼かれて再構築される。
穢焔呪石は、魂を供え、代わりに継ぐという禁儀の象徴であり、持つ者の内奥に眠る“穢れの記憶”を覚醒させる。
受け継ぐとは、滅びを呑み込むこと──この石はその覚悟を問う。
【このような方におすすめ】
・封じられた因縁を受け入れ、己の意志で継承したい方
・誓いを焼き直し、虚を真へと転化したい方
・穢れや呪を恐れず、制御の象徴として力を扱いたい方
・魂の交換を恐れず、封界の理に踏み込む覚悟を持つ方
【神谷美月より】
穢焔呪石は、焔に穢れを溶かし、誓いを再定義する石です。
私はこの石に、“穢れを拒まず、抱えたまま昇華する者”のための印を刻みました。
この焔は魂を焼くためにあるのではなく、誓いを試すために在ります。
手にする者がその熱に耐えるなら、焔は穢れを呑み込み、新たな封界としてその身に刻まれるでしょう。
覚悟を持て──穢焔は、継ぐ者を選びません。ただ、応えるのみです。
【注意事項】
・天然石のため、色合いや模様、クラックやインクルージョンには個体差があります。それらは自然が与えた個性としてお楽しみください。
・長時間の直射日光や高温多湿は避け、柔らかい布で優しくお手入れください。
・本品は祈願や象徴的意味をお伝えするものであり、効果を保証するものではありません。
・強いエネルギーを感じる方は、静かな場所で保管・浄化をおすすめいたします。
管理番号:Z29