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こちらはドイツの最高の弓であるH.R. Pfretzschnerの弓となります。
H.R. Pfretzschnerはドイツの弓製作史上、最も有名な製作家の1人です。
彼やその息子たちによる弓や工房製の弓は世界的な知名度があります。
H.R. Pfretzschnerは1874年にパリのJB・ヴィヨームの工房で1年間働く前に、父カール・リヒャルトに師事しました。
ヴィヨームと過ごした時間は短かったものの、フランスの影響はプフレッツシュナーのスタイルや技術に大きな影響を与えました。
彼はさまざまなフランスやイギリスのモデルを参考にしましたが、スティックや優美なヘッドなど、独自のスタイルを確立していきます。
プフレッツシュナー工房は、ドイツ国内および海外のさまざまな工房に刻印のない弓を供給していましたが、同社向けに作られた弓にはほぼ一様に「H.R. Pfretzschne」の刻印が押されています。
1901 年に貴族の称号を授与された後、彼は弓に紋章を刻印するようになり、1910 年から 1914 年まで、ドレスデンに工房を構え、弓のランクに応じた刻印を施しました。
プフレッツシュナーの息子であるヘルマンとベルトルトは工房で彼を手伝い、彼は 1914 年に工房を彼らに引き継ぎました。
フロッグにはその紋章が刻印されており、最高の時期に作られた弓となります。
バイオリンを初めた頃から一年近く使用しておりました。どんな楽器にも発音良くなり、しっかりとした造りが響きをもたらしてくれる弓でした。
その後は眠らせていたので、この度メンテナンスし使っていただける方にお譲りしようと思い出品致しました。
学生からアマオケクラスの方が使うのに充分なレベルの弓だと思います。
調べたところ、大手楽器店で購入するのは50万円以上となる弓のようです。
ご検討の程、宜しくお願い致します。
フロッグ・・・エボニー(紋章入り)
材質・・・フェルナンブーコ
重量・・・63g
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