warwickの人気モデル、streamer stage Ⅱ(1999年製)となります。やはり90年代の製造だけあって、2000年以降のそれとは音の印象や作りも大きく変わります。正直なところ00年代から、とりわけ10年製以降のwarwickには40万円だか50万円なんて払う価値を微塵も感じませんが、この年代は素晴らしいですね。warwickに求める透明感とレンジの広さは備えつつ、低音はもちっとしていてある意味fenderっぽいと感じます。この手のハイレンジな竿はミドルとハイばかりが主張して、弾いてみた動画以外に使い所がない感があるのですが、この個体に関してはロー感がしっかりしているので、難度の高いフュージョンからバラードまで、オールジャンルをこなせました。重量は4.8kgとやや重めですが、それでも使い続けるだけの音を出していました。弦高はG弦1.9〜B弦2.9mmと標準的で、セッションでお会いした方や先輩ベーシスト、プロの方にも「弾きやすく、音もいい」と評判でした。
相棒とも言える一本だったのですが、最近はジャズベの音を求められる現場やレコーディングが多く、このまま私のもとで弾かず箪笥の肥やしにしてしまうぐらいなら、他の方に大切に弾いていただきたいと思い、この度出品いたしました。
状態としては、電装系にガリはなく、各種コントロールが問題なく効きます。現在ネックはストレート〜やや順反りの間ぐらいに設定していますが、トラスロッドで調整できる範囲です。ネガティブなポイントは、やはりハードに使ってきただけあって小傷が多いこと、スラップ傷がついていること、トラスロッドカバーのフチが若干ですが舐めていること(写真4枚目参照)、ブリッジ側のロックピンがボディから外れないことです(ナットを緩め、写真9枚目のようにストラップを固定してやることで、通常通り使用できます)。あと、弦が錆びてきています。
いずれも実用上問題ないのですが、やはり新品同様のコンディションではないということで、いちおう国内最安値でお譲りさせていただきます。音出ないなどなければいわゆる3Nのほどをよろしくお願いいたします!
発送はヤマト運輸にて180〜200サイズ(送料はこちらが負担します)、純正ソフトケースに入れ弦を緩めた上で、楽器用ダンボールに入れて送らせていただきます。よろしくお願いいたします。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##楽器・機材##ベース