EVH5150Ⅲ 2×12 キャビネット
アイボリーIvory
でほぼ間違いないと思います。動作は問題ありません。
新品で購入した時から正面中央と右下のプレートが外され、跡が黒く消されていました。また背面のプレートもありませんでしたが、EVH5150 IIIの純正キャビネットだと推測されます。
EVHの現行のカタログなどは、
「幅x高さx奥行762x419.1(ホイール含まない)x356 mm、重量27.22 kg」となっており、サイズはほぼ一致、重さは体重計で測ったところ23.7kgでした。
スピーカーは12インチのCelestion Vintage 30×2発搭載
側面のT3904 については、
Celestion Vintage 30 の正式なパートナンバーで、
•A = バリエーション記号
•VINTAGE 30 = モデル名
•16Ω = インピーダンス
•50 10MV = 製造ロットコード(2010年50週製造)
•MADE IN CHINA = 中国工場生産品(現在主流)
のようです。
おそらく、出荷時からV30が搭載されたロット(EVHは時期やモデルによってG12HとV30を混在させている)か、前オーナーがG12HからV30に換装した個体だと思います。
外された背面のプレートには 「16Ω mono / 8Ω stereo」 の記載があったはずです、実用時は 16Ωキャビ として扱えば安全だと思います。
私はマーシャルのJCM2000やヒュースアンドケトナーのtube meister 36を使用していますが、どちらも問題なく使用できています。
背面の「NOT USE」ジャックは 現行モデルにはありませんが、旧モデル仕様のようで、回路的に未接続なものに「NOT USE」と表記されていました。当時は4×12キャビと共通パネルを使用していたようで、これは「パーツや基板は共通化しているが、そのモデルでは使わない端子」を塞がずに残している、という工場仕様です。なので、実際には写真のように回路に繋がっておらず、ケーブルを挿しても信号は通らない「ダミーのジャック」です。
主観ですが、音はマーシャルの1960ほどドンシャリではなく、メサブギーなどの中低音がよく抜けるようなモデルに近い印象です。
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