今は亡き、海外の祝物コレクターから譲って頂いたものです。
思い入れのある強力なものなので、写真で見て力を判断できる方に買っていただきたいです。
この指輪は、中国の山間地域に古くから伝わる呪物です。二つの三日月が中央の青玉を挟み守る形は、「月が魂を護り、災いを退ける」とされる土地独特の信仰を表しています。
現地では、代々の家長が大切な旅や商談、婚礼の前にこの指輪を身につける習わしがあり、特に人間関係や縁を結ぶ護符として重宝されてきました。持ち主の心を静め、悪意や嫉妬の念から守る力があると信じられています。
この地方では、こうした指輪は特別な夜に行われる「月呼び」と呼ばれる儀式の中で作られます。山の頂で焚かれた香の煙にくぐらせ、月明かりを浴びせながら祈りを込めることで、石が持ち主に寄り添う気配を宿すとされています。
とある骨董収集家が現地の小村を訪れた際、ある家でこの指輪を譲り受けました。その家では先祖代々、この指輪を外した者は必ず病や不運に見舞われたといい、代わりに着け続けた者はなぜか商売が栄え、人に恵まれたと語られています。
この指輪には、長く持ち主に寄り添ってきた“気配”が宿ると言われています。夜間や静かな場所で手に取ると、ごく微かに温度が変わったり、脈打つような感覚を覚えることがあるそうです。それは、指輪が持ち主の心を読み取り、守りを働かせている証だと伝えられています。
個人差があり、効果を保証するものではありません。自己責任でお願いします。
思い入れのあるものなので、大切にしてくださる方にお願いしたいです。