稲葉征司 1971年
上位モデル ホセラミレスタイプ
(スプルース単板/ハカランダ単板)
稲葉征司氏は、日本のクラシックギター製作において最も功績を残した人物の一人である中出阪蔵氏と同じ松坂市出身で、中出阪蔵工房の初期の門下生でした。早くに独立し、スペインにてイグナシオ・フレタ、エルナンデス・E・アグアド、MG・コントレラスに師事しました。
中出阪蔵工房出身の中でも代表的な製作家と言えます。
出品のギターは、1971年製作のホセラミレスタイプの上位モデルです。
トップはスプルース単板、サイドバックはハカランダ単板と思われます。
ハカランダの杢目もきれいですが、スプルース単板の交差杢目による波紋模様も印象的です。
外観は、トップ中央に生じた隙間埋め(木が詰められています)と再塗装が、工房にて行われているようです。
そのため、実物の外観は写真よりもきれいな印象です。板割れや目立った傷はありません。
演奏性や響きも良いと感じます。
ハカランダ単板を使ったギターを手に入れてみたい方は、一流製作家 稲葉征司による上位モデル
ホセラミレスタイプ
(スプルース単板/ハカランダ単板)
をどうぞよろしくお願いします。
弦長: 650mm
ナット幅: 51 .5mm
弦高 : 12フレット 6弦3.8mm 1弦3.1mm
ネック: やや順反り
ギターを写真の新品ハードケースに入れ、プチプチ等で梱包してお届けします。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##楽器・機材##ギター