usacgでカスタムオーダーしたテレキャスターボディを出品します。
ずいぶん昔に前に自分用に自身で木材をアメリカから調達し仕上げたボディです。未完成のボディがいくつかある為、出品します。際限なく資金をつぎ込んだので、強気の値段設定です。(当然原価、工賃等のトータルコストからは、ド派手な大赤字です。)売れなくても良いので、値下げは考えていません。
写真は乾燥した状態で、室内灯下で普通のスマホで撮影。
補正なし、乾燥した状態での写真です。(ラッカー塗装でグロス仕上げすると超バキバキのキルトになります)
白色のキルトのため、青色系のステインも綺麗に発色します。どのカラーフィニッシュでも最高に映えるため、迷いに迷って置物化してしまいました。
木材はずいぶん拘ったつもりですが、仕様はかなりスタンダードなテレキャスターに落ち着いています。
【スペック】
シングルコイル2発のザグリに、一般的なテレキャスターブリッジでコントロールキャビティは裏側にザグリを入れていま
す。せっかくの素晴らしいキルトなので、コントロールプレートで隠してしまうのはもったいなく感じ、この仕様にしました。
杢目が詰まったものは、当然非常に重たいので、ウェイトリリーフ加工しています。
【木材について】
キルトトップはebayでハイグレードなキルトメイプルを板材で販売しているr_woodsonから購入しました。
通常のそこそこのランクのものは1ドルからの競りですが、
今回使用したマスターグレードのものは500ドルからの競りで、950ドルほどで落札しました。全面に深いキルトが入っており、ステインの無いこと、青系の染色が可能な白色のキルトだった為特に高値が付きましたが、迷わず落札しました。その板材をブックマッチに割ってトップ材に使用しました。
バックの柾目の1ピースマホガニーはUKのforestguitarから購入しました。材の仕入れルートに間違いがなく、粗悪品が無いことと、乾燥処理に抜かりがないことからこの業者を選び、何度かやり取りしてマホガニー材を仕入れました。
その後、以前からUSACGとやり取りがあったので、頼み込んでボディにしてもらいました。
円安が進んだことと、木目の良い材は大手メーカーの取り合いになったことで、一般個人向けに良い材を売ってくれるところは殆ど絶滅した印象です。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##楽器・機材##ギター