〜 解憂ノ抱守 かいゆうのほうしゅ 〜
“憂いを解き、抱きしめることで守りを与える存在” という意味を込めています。
やわらかな光を纏い、持ち主の悩みや心配を静かに吸い取り、解きほぐしてゆく御品。
かつての持ち主は、職場の人間関係に苦しみ、心が押し潰されそうな日々を過ごしていました。
夜になると不安に胸が締めつけられ、眠ることすらできずにいましたが、この存在を胸に抱いた夜から、不思議と深い眠りが訪れ、目覚めるたびに心の霧が晴れていったそうです。
やがて人間関係の軋みも自然と和らぎ、平穏な日々を取り戻すことができたのです。
—— 取扱い方 ——
この御品は「心の声を受け止める器」として働きます。
悩みを抱えた時は、胸に抱きしめて静かに目を閉じてください。
言葉にならない想いを託すように意識することで、重荷はこの存在へと移り、心に余白が生まれていきます。
—— 手入れの仕方 ——
ときおり柔らかな布で優しく撫で、埃を払ってください。
水洗いは不要です。
また、月明かりや朝の光の差す窓辺に置くことで、溜め込んだ悩みを自然と浄化し、再び澄んだ力を取り戻します。
心が曇りそうなときは、一晩静かに休ませてあげることもおすすめです。
この御品は、ただ飾るためのものではなく、持つ人と共に呼吸し、日々を支える「見えぬ守り手」。
あなたのもとに渡るとき、新たな解決と安らぎをもたらすでしょう。
手のひらに納まるほどの大きさです。
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