1990年代に長野県 松本市にあるモーリスの工場で作られたMade in Japan ラベルに表記の小ぶりな
ボディサイズの日本製のMorris MF-601ハカランダモデルです。
製造工場の見分け方は、Inspected byに続く検査員の名前には、HOKARIラベルなので
保苅信作氏の個体よるものだと思われます。
現在では生産完了となっておりますが、日本製で非常にコストパフォーマンスの高いギターです。
トップはスプルース単板、サイドバックはハカランダを使用しており、杢目が芸術品です。
いかに昔の日本がしっかりギターを作っていたかがわかります。
トップに幾つかの傷がありますが、ビンテージの中ではキレイな個体です。
サイド左上は少し白濁しておりますが、傷もなくキレイです。
今では希少になってしまったハカランダを使用したギターは、
高価格帯のものでもほとんど見かけませんので、お探しの方も多いのではないでしょうか。
MFシリーズですので、オーケストラスタイルのボディで、小ぶり且つ軽量で取り回しに優れた
アコースティックギターです。
トップはスプルース単板、サイドバックはハカランダ合板が使用されており、美しい外観と煌びやかな
サウンドが魅力の1本です。
生産完了品のため今は入手が困難なモデルです。
こちらのギターが販売されていたのが恐らく1990年代のため、
それなりに弾き込まれている分新しいギターと比べ音が引き締まっています。
貴重なハカランダをサイドバックに使用したギター、ペグはGOTOHの刻印入りのゴトー製で新品同様の美しさです。
非常に状態の良いギターですので、お勧め出来る逸品です。
【仕様】
トップ:スプルース単板
サイド:ハカランダ
バック:ハカランダ
ネック:マホガニー
指板:ローズウッド
スケール:約 630mm
ナット:約43mm
弦高 12フレット : 1弦上約3.0mm 6弦上4.0mm
ネックはストレート
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