42万→35万に値下げ
Sスタンプの1959年製ギブソンLG-1です。御茶ノ水の楽器店で購入したものを譲っていただきました。
ラダーブレーシングで、乾いた泥臭い鳴りが特徴です。音量は爆音で、下手するとxブレーシングより出るかもしれません。いなたさがありながらも、強くストロークするとガランと前に飛び出します。レンジが狭い分、歌の邪魔をせず弾き語りに合うと個人的には思います。
弾きこまれながらもしっかりとメンテナンスされて今に至った個体だと思います。
サドルの高さもしっかり残しながら弦高12フレット上6弦2.6ミリ1弦2.1ミリでかなり弾きやすいです。ネックもほぼストレートで塗装もきれいです。ロッドはスムーズに動きまだまだ余裕があるとのことでした。
ピックガード、サドル、ブリッジピン、ペグが交換されていると思います。ペグは現行のクルーソンダブルラインにブッシュごと交換されているようです。
サドルはオーダーで作ったマンモス牙、ブリッジピンはエボニーに交換されています。ただハカランダのレクタンギュラーブリッジはしっかりとオリジナルです。
指板ももちろんハカランダでかなり黒々とした目の詰まった素晴らしい材です。フレットはローフレットにやや凹みはありますが、音詰まりはありません。
ブリッジの両端にピエゾが通る穴があります。エンドピンは今取り付けていない状態です。エボニーのコンバージョンブッシュをお付けしますが、奥までしっかり入らないので取り付ける際は若干拡張する必要があります。
指板脇からピックガードに沿って、クラック修理歴がありますが、しっかりとパッチで補強されています。トップのセンターはおそらく塗装の痩せによるもので、今のところ割れや光漏れはありません。バックにもうっすら1箇所クラックがありますがこちらも光漏れや隙間は無く問題ない範疇かと思います。
塗装痩せは見られますが、50年代にしては艶もかなり残っている方でウェザーチェックも少ない個体なのは確かです。ピックによって傷は入っています。
ギブソンビンテージも、以前より出品が減ってきました。そして、当然のことながら値が上がっています。手頃なビンテージとしておすすめです。65年前の物ですから、ご理解ある方は入札してください。売り急いでいないので、大幅な値下げはご遠慮ください。
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