旧S.yairiの最初期、指板刻印なしの
ハカランダモデルです
基本的には最初期302と同仕様ですが
杢目や日焼けの色合いから
推測ではありますが、過去手にしてきた
S.yairi上位機種と同じ雰囲気があるので
ジャーマントップではないかと思います
(写真10枚目、右から本出品ギター、
yd-307(ジャーマントップ)、yd-305、参考写真)
シリアルから考えると、この時期には型番が
指板エンドに刻印されている時期ですので
少しイレギュラーな流通をした個体かもしれません
S.yairiに関しては以前、相当集めていたので
同時期の302や他機種も所有していました
この個体は他と作り込みが明らかに違い
内部、力木の処理が比べて丁寧
ピックガードは薄く削りこんだ後で
塗り込みされていて
まさに手工という拘りを感じる造りです
鳴りはもちろんですが他にない
個性ある美音が好きで手放せず所有していました
この頃は職人によって駒や全体的な造りが
細かく違って興味深く
完全に個人的な予想ではありますが
後の仕様に近い部分、全体的なシルエットから
貞夫さんが制作された可能性が高いと
私個人としては思っております
弦高は6弦12fで約2.5mm、1弦側約1.8mm
ネックが強く、本来はミディアムゲージ仕様なので
ライトゲージで少し逆反り気味ですが
音詰まりなく演奏出来るよう
部分的にすり合わせしてもらっていますので
問題なく弾きやすい状態です
サウンドホールネック側に1箇所軽いクラックがあり
早い段階でパッチにて、問題なくリペア済みです
板ズレも殆どなかったとの事でしたので
目立たないと思います(写真9枚目)
発送は輸送用ハードケースに梱包して
発送致します
70年代初期と考えると綺麗なギターですが
かなり新品です、美品ではありませんので
必ず説明文を読み込んでご納得の上
購入お願いいたします
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