桜井正毅さんの1979年製ハカランダモデル、総単板クラシックギターです。調整、清掃済みです。
クロコダイル調のしっかりした高級ビンテージハードケースをお付けします。
桜井さんは今年にお亡くなりになったため、今後桜井ギターは希少性が高まっていき、入手困難になっていくかと思います。
当ギターはハカランダもすごい上質ですが、表板のジャーマンスプルースがハウザーを思わせるほどのベアクロウの出た厳選材となっております。
この材の素晴らしさは70年代ならではと思います。
下記は参考音源のリンクです。
https://youtu.be/eJM-eq24Qfs?si=pLqDyqYFKI4EF2FL
サウンドとしてはこの頃の桜井ギターは近年のものよりも低音に迫力があるとも言われています。
この頃に国際ギター製作コンテストで優勝しておりますので、世界トップレベルなのは間違いありません。
もちろん心地よい音色や高音の伸びも素晴らしいですが、強く弾いたら強く芯のある音をしっかり返してくれるレスポンスの良さがありますので、上級者になればなるほど桜井ギターの良さを感じるようになると思います。
河野や桜井ギターは基音が乏しいとの批判もありますが、それは奏者のタッチの問題で、しっかり弾けばそれに応じた音が出ます。
まさに奏者を成長させてくれる一生物の一本だと思います。
【コンディション】
全体的には超美品の部類です。写真6枚目のとおりネックに1箇所へこみがあります。浅いものですし、6弦側にあるので弾いていて気になるような場所ではありません。
それ以外は多少のスレはありますがここまでの美品はビンテージではなかなか入手困難と思います。
糸巻きをゴトーの同等品と交換しております。その際はネジ穴が一致しましたので新しい穴は開けておりません。
弦高は6弦4ミリ1弦3ミリの標準です。
まだ0.5mm程度は下げられますので、ご要望がありましたらこちらで調整も可能です。
フレットはほぼ100%近く残っています。
ナット幅52mm、スケール650mmです。
今年桜井さんも亡くなってしまい、手放すのももったいない気もしておりますので、予告なく出品を取り消す場合があります。
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